【12月18日(金)】新型コロナで7割が売り上げ減/世銀が調査(クメールタイムズより)


 世界銀行はこのほど、カンボジア国内の企業約500社を対象に、新型コロナウイルスの影響を調査した結果を発表した。それによると、今年9月の段階で、回答者の71%が「過去30日間で売り上げが減少した」と、答えた。6月の同じ調査では87%だったことから、景気への打撃はやや薄らいできたようにみえるが、カンボジアでは11月末になって同国で初めての市中感染が確認されており、再び懸念が深まっている。(写真=シェムリアップのレストラン。観光客の激減で閉鎖した店舗も多い)

 カンボジアでは、12月中旬までに362人の新型コロナ感染者が確認されている。感染者数は他のアジア諸国に比べて少なく、しかもそのすべてが外国由来か、その濃厚接触者だった。このためカンボジア政府は、観光ビザの発行を停止するなど入国者を制限し、入国時の防疫対策を強化する一方で、国内では都市封鎖などの厳しい措置はとらず、学校を含む教育機関の休校や、博物館など観光・娯楽施設、フィットネスやマッサージなどの一部事業の閉鎖、飲食店の営業時間短縮などを指示するにとどまっていた。

 世銀や地元紙の報道によると、この調査は6月と9月の2回に渡って実施された。それによると、6月の時点で事業を継続していた事業主は81%だったが、9月には89%にまで回復している。しかし、業種により差は大きい。製造業や建設業などはほとんど休止しなかったが、レストランなどの食品サービス業や教育事業は打撃が深刻だ。調査によると、6月の時点で営業を続けていた食品サービス業の事象者は5割程度。9月になって息を吹き返したものの、営業を再開(継続)している事業者は8割にとどまっている。

 最も打撃が大きかったのは、教育関連事業で、9月現在でも64%しか事業を再開していない。カンボジア政府は3月に全国の学校を一斉休校とし、家庭でのリモート授業に切り替えた。8月から、規定の衛生基準を満たした教育機関から順次再開したが、11月になって市中感染が確認さると、学校は再び休校になった。カンボジア政府は1月に予定されていた全国一斉の高校卒業試験も今年度は中止し、全員を「合格」とすることを決めている。

 また、事業の売り上げについて尋ねたところ、全体の71%が過去30日間で売り上げが減り、その減少率は平均で30%であることが分かった。6月時点では87%の回答者が売り上げが減ったと答え、減少率は平均49%だったことと比べると、9月にはやや事態が改善されたとみられる。しかし、市中感染の確認で政府は再び「不要な外出は控える」「20人以上の会食や会合は禁止」としており、事業への影響は長引きそうだ。


原文:https://www.khmertimeskh.com/50794572/businesses-re-opening-but-sales-still-down-survey/


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