なるほど、そうか! 人事の小ネタ ① 

「長男長女」の時代

 はじめまして。梶原温美です。2016年以降、日本企業の幹部社員たちを対象とした海外研修事業でカンボジアを何度も訪れ、この国に魅せられました。このご縁をますます深めたく、プノンにコラムを書かせていただくことになりました。キャリアコンサルタントとして、そして人事職25年余りの経験から、日本でも海外でも共通の人事の悩みを、ゆるく、やわらかく、みなさんとキャッチボールしていけたらうれしいです。

 さて、テレワークが導入された昨今、仕事のプロセスが見えにくくなっていると感じませんか。そのため、人事評価は「プロセス」よりも「結果」を評価する傾向にありますし、プロセスについては想像で評価せざるを得ません。

 このような状況下では、新人や若手社員への評価は一律的になりがちです。あるいは若手であっても、目に見える成果を上げた人がより高い評価を得るため、「自分を正当に見てくれていない、大事にされていない」という不満や不安を抱く社員が出てくるでしょう。企業の中で、新入社員や若手社員は、企業の風土を創る大事な存在なのにこれでは心配です。

 テレワークによって、若手社員は先輩や上司の仕事ぶりを垣間見る機会が減り、上司や先輩の言動を真似して学ぶことが難しくなりました。そのような中、企業はどのように若手育成を考えていけばいいのか、「兄弟姉妹」に例えて考えてみます。

 長男長女は、自転車も、逆上がりも練習の積み重ねです。一方、次男次女以降は、兄姉の様子を見ながら学ぶので、習得が早いものです。特に次男次女は、兄姉の姿から、成功する方法に加えて失敗する方法を学ぶので要領が良いものです。

 しかし、昨今は、次男次女が長男長女の姿から学ぶことは難しい時代です。そこで、会社は「若手は全員長男長女」だと思って育てましょう。仕事が出来るようになるのに、手間と時間が今まで以上に掛かります。失敗もたくさんします。しかし、そもそも今の時代は、あらゆるリスクを予見してリスクヘッジをし尽くしているうちに意思決定が遅れ、置いてきぼりをくらう時代です。若い長男長女の失敗なんて、やり直しが出来る問題ばかりのはずです。

 会社にとっては、初めての子供を育てる様に大らかな気持ちで、若手を育てていく時代が来たのではないでしょうか。

梶原温美 Kajihara Harumi

1987年より2016年までメーカー(日系・外資系)、コンサルティングファーム、ベンチャー企業で主に人事職として働く。2016年より株式会社小野田コミュニケーションデザイン事務所に加入、同時期に、障がい者雇用を企業側から支援する事業を開始。キャリアコンサルタント資格保有。横浜在住歴20年超。「横浜は古さと新さの両方が違和感なく共存しているところが好き。現職の事業でカンボジアをたびたび訪れて大好きになりました!」

小野田コミュニケーションデザイン事務所

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住所:〒244-0801 神奈川県横浜市戸塚区品濃町524-13-408

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