1月11日(月)カンボジア全土で新学年スタート

<クメールタイムズ提携記事>
カンボジアのフン・セン首相は11日、カンボジア全土で新たな学年がスタートするにあたり、メッセージを発表した。昨年3月以降、カンボジア国内の学校は、新型コロナウイルス感染予防のため、休校と再開を繰り返していた。
フン・セン首相は、「1月11日、新しい学年がスタートします。新たに入学して学校生活を始めて迎える子や、2019年―20年度に新型コロナウイルスのためにこれまでとは違う形の教育を経験した子供たちもいます。昨年3月から今日まで、教育現場でも新型コロナウイルスの感染予防策が取り組まれてきました。トイレや清潔な水の供給といった衛生環境の整備、eラーニングやリモート授業など教育環境の整備も、教育機会を確保するために実施しました」と、述べた。そして、学校再開に向けて努力してくれた行政関係者、保護者、学校関係者らに感謝の意を述べた。特に教員たちに対し、新型コロナ対策としてリモート授業などを実施して乗り切ってくれたことの労をねぎらった。
昨年11月末に発生したカンボジア国内で初めての新型コロナ市中感染のため、いったん延期されて1月に予定されていた高校卒業試験は中止になるなど、多くの子供たちがイレギュラーな教育環境での学習を強いられている。
カンボジアのプノンペン日本人学校は、公立学校よりも一足早く1月8日に学校再開している。
(参考:https://www.khmertimeskh.com/50802306/cambodian-pm-sends-message-on-new-academic-year-2020-2021/)