カンボジア市中感染、新規陽性者は35人、合計で302人に【2月28日】
プノンペンやシアヌークビルで広がっている新型コロナの市中感染についてカンボジア保健省は、2月28日朝までに判明した新規陽性者が35人にのぼり、2月20日からの合計で302人になったと発表した。クメールタイムズ紙などが報じた。
保健省によると、新規陽性者35人のうち、24人が中国人、6人がベトナム人、5人がカンボジア人。また、24人の中国人のうち8人はシアヌークビルに滞在している。
市中感染の拡大に伴い、プノンペン都内およびシアヌークビルでは感染者が確認されたコンドミニアムや建物が相次いで封鎖されている。最新の封鎖地点は、保健省作成のこちらの地図で見ることができる。
保健省によると、市中感染以外でも4人の新規陽性者が確認されている。4人とも国連の平和維持活動に参加し、アフリカからインド経由で帰国した。
国内の感染者数は全部で805人となった。このうち382人がカンボジア人、270人が中国人。477人が回復している。