なるほど、そうか! 人事の小ネタ ④ 

幸せなキャリア形成とは

 

 今、高い価値がある企業は「工場や社屋等の有形資産を持つ企業」ではなく、「他社にない技術や知的財産とそれらを生み出す人材といった無形資産を持つ企業」へと変化してきました。大事な社員の流出を防ぎ、優秀な人を採用することは企業人事の大切なテーマですが、その重要性が増してきています。この様な中、「企業は人を社員として囲うべきかどうか」。最近、私が仕事を通じて悶々とし続けているテーマです。

 優秀な人であっても雇用ではなく、その時々で外から集めてプロジェクトチームを創り、成果を上げて、終わればチームは解散という形が良いのではないか、と考えることがあります。理由は2つです。1つは先が見通せないこのご時世で、外部環境の変化に柔軟に対応することを踏まえれば、多くの人を社内に抱えることにはリスクが伴うこと。もう1つは優秀な人は企業に属さずに一匹狼で仕事をしたり、起業したりしているため、獲得しづらいということです。

 一方で、経営層レベルに視座を上げると別の考え方が出てきます。企業には世の中に価値を提供し続けるために、優秀な人を採用し、社内で育て、組織創りをすることで、存続する必要があります。

 企業が人財戦略に大きな転換点を迎えている中、皆さんが35歳を超えたミドル層であれば、何に強みをもっていて、何に課題を感じ、何をやりたいか、やりたくないのか、を棚卸ししてみてはいかがでしょうか。この先年齢を重ねていくことを考えると、限りある時間をやりたくないことや苦手だと思っていることに割くことは徐々に減らし、やりたいことや得意なことにシフトすることは、幸せなキャリアの重ね方です。

 ちなみに、やる気には内的な動機と外的な動機があり、「楽しむため」は内的な動機、「お金のため」は外的な動機にあたるといわれます。従来、外的な動機は成果を上げやすいといわれていましたが、実際には内的な動機を減らしてしまい、成果を落とすことに繋がる、いう研究結果もあります。

 企業が副業を認めたり、ジョブ型雇用によって社員の専門性を磨くことを後押しし始めたりしたことをプラスにとらえて、これからのキャリア設計を考えてみてはいかがでしょうか。

梶原温美 Kajihara Harumi

1987年より2016年までメーカー(日系・外資系)、コンサルティングファーム、ベンチャー企業で主に人事職として働く。2016年より株式会社小野田コミュニケーションデザイン事務所に加入、同時期に、障がい者雇用を企業側から支援する事業を開始。キャリアコンサルタント資格保有。横浜在住歴20年超。「横浜は古さと新さの両方が違和感なく共存しているところが好き。現職の事業でカンボジアをたびたび訪れて大好きになりました!」

小野田コミュニケーションデザイン事務所

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住所:〒244-0801 神奈川県横浜市戸塚区品濃町524-13-408

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