1月2日(土)タイからの帰国者、新たに12人が感染

<クメールタイムズ提携記事>
カンボジア国内で1月1日、13人の新型コロナ感染者が確認された。12人が、タイに移民労働者として滞在して帰国したカンボジア人、さらに米国から台湾経由で帰国した1人の陽性が確認された。
カンボジア国内のこれまでの感染者は合計379人になった。死者はいない。
このうち、タイから帰国した労働者の感染者は1日現在で14人にのぼっている。タイではバンコクの西隣にあるサムットサコーン県で12月半ば、クラスター感染が発生した。以降、感染は近隣県にも広がっている。バンコクでは2日からバーやパブなどが一時閉鎖され、飲食店での酒類提供も停止される。
カンボジア側では、この事態を受けてタイからの帰国者を強制隔離する防疫策をとっている。フン・セン首相は12月31日に緊急声明を発表し、「タイにいる労働者は、出来るだけカンボジアに帰国しないように」と述べた。