1月3日(日)タイからの帰国者、さらに2人がコロナ陽性

<クメールタイムズ提携記事>
カンボジア保健省は3日、タイから帰国した2名について新たに新型コロナの感染が確認された、と発表した。
クメールタイムズ紙などによると、2人は24歳と28歳の女性で、ともにタイから12月31日に帰国した。タイでは、バンコク近郊などでクラスター感染が発生しており、カンボジア国境では、タイから戻ってくる移民労働者の検査や隔離を強化している。今日発表された2人を含め、16人の感染が確認されている。
カンボジア国内ではこれまでに合計381人の感染者が確認され、死者はいない。初めての市中感染となった「11月28日事案」では41人の感染が確認されたが、拡大はおさまっており、フン・セン首相は市中感染の制圧宣言をした。これに伴い、休校となっていた学校の再開が許可され、映画館など娯楽施設も再開している。
一方で入国時の防疫策は厳しくなっており、入国するすべての人に、出発前と到着時のPCR検査、および14日間の強制隔離を義務付けている。