関税近代化アドバイザー <JICAひろば>


貿易円滑化のための関税近代化アドバイザー


 国際貿易の通関制度や手続きは、利用者(民間事業者)の利便性を高め貿易円滑化を促進し、また税関(政府機関)の効果・効率的な貿易管理、徴税、取締り等を行うために、国際条約に沿った制度を各国が導入しています。

 国際条約に沿った制度の導入や運用体制構築の支援を行う為、2003年より関税消費税総局(GDCE: General Department of Customs and Excise)にJICA 専門家を派遣し、これまでに様々な制度導入や研修の実施、機材の供与などの支援を行ってきています。また民間事業者の利便性のため、様々な法令集やハンドブックの公表(製本化等)を支援してきています。


GDCEに対するワークショップで (2020年1月)


 私は専門家として着任する前も2014年からカンボジアGDCEを度々訪れていますが、この国のペースながらにではありますが、着実に進化を続けていることを感じます。

 もう一つ、コロナ禍におけるGDCEの動きをお伝えしたいと思います。2020年3月、新型コロナの感染がカンボジア及び両隣国で顕在化し、ベトナム側の防疫措置の為に国境が閉鎖された際、すぐ翌日にGDCE総局長がベトナム政府と交渉し、防疫措置を採りながらとはいえ国際物流が再開されました。また今年に入り市中感染が顕著化した2月20日事案以降も、現場の通関機能を維持するために職員の出勤を確保する最大限の努力をしています。

 この難しい局面においても、国際物流を止めてはいけないという強い使命感を持って活動してくれている同僚たちの姿には感銘を受けます。JICAからは(また私個人からも)、国際物流確保の観点から職員の安全確保に貢献する為、マスクやハンドサニタイザー等の供与を行いました。

カウンターパート研修で日本へ(2019年1月)


<筆者紹介>

永野大輔 NAGANO Daisuke

当地着任前に15カ国25案件の技術協力海外派遣(短期・長期)を経験し、カンボジアには2014年から2017年にかけて5回短期派遣で出張しGDCEに対する技術協力を実施していた。2019年7月にJICA専門家(貿易円滑化のための税関近代化アドバイザー)としてカンボジア着任。趣味は写真。






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