カンボジア保健省、クメール正月中の注意事項を発表(4月3日)

カンボジア保健省は4月2日、4月14日からのクメール正月の連休中に注意すべき事項を発表した。
クメールタイムズ紙によると、基本的な予防策として、マスク着用、手を洗うこと、ソーシャルディスタンスを確保することについて厳守を呼びかけている。
寺院に出入りする際にマスクを着用していない場合は入場できない。また、入り口では体温測定、手指の消毒をし、他の人とは1.5mの距離を保つよう求めた。寺院内部ではできるだけ短時間の滞在にするように、ともしている。
不急不要の旅行や移動、または感染者が多く確認されている地域への移動はできるだけ中止すること、発熱・咳・呼吸の苦しさなどがみられる人は旅行や外食を避けることなども呼びかけた。
多人数での車両などによる移動はできるだけ避け、もしどうしても必要な場合は、運転手が乗客について予防策をきちんととっているか確認すること、また運転手は使用するたびに車両をよく洗うことなどを指示。高齢者、病人、妊娠している人、小さい子供は特に、不急不要の旅行や集まりを避け、やむを得ない場合はソーシャルディスタンスを保つことを呼びかけている。