5月1日からレッドゾーンでワクチン接種(4月29日)

カンボジア政府は5月1日から、プノンペンの「レッドゾーン」に指定された地域の住民を中心に大規模なワクチン接種を開始すると発表した。
クメールタイムズ紙によると、政府は、1.それぞれの地区の責任者は、地域に住む人の数を報告すること 2.それぞれの地区の責任者は、住民たちに指定された場所にワクチン接種のために来るよう呼び掛けること 3.労働職業訓練省と協力し、レッドゾーンにある工場のワーカーも指定された場所に来てワクチンを接種するよう呼び掛けることーーをそれぞれの担当者に求めている。
プノンペン都の新型コロナ新規感染者は、4月29日朝で518人。カンボジア全土では880人にのぼり、一日の新規感染者数としては過去最高を記録した。プノンペン都と隣接するタクマウ市は、4月15日から都市封鎖を実施しており、同29日以降も継続。29日以降は、域内をレッド、オレンジ、イエローの3種に分け、段階的に行動制限を設けている。