カンボジア、160万人がワクチン接種済み(5月8日)

カンボジア保健省によると、5月6日時点で、民間人と軍人を合わせた約160万人が新型コロナのワクチン接種を済ませた。また、カンボジア政府は約2,059万ドルを超える予算を2021年4月から12月までの9ヶ月間の新型コロナウイルス・ワクチン接種キャンペーンに投じる予定だ。この予算には外国からワクチン購入のために提供される資金は含まれていない。
クメールタイムズ紙によると、9ヶ月間のワクチン接種キャンペーン期間中、1ヶ月あたり100万回以上のワクチン投与がカンボジア全国で実施される予定。全人口の62%にあたる約1,000万人にワクチン接種する計画として、さらに2022年半ばまでに95%以上がワクチン接種済みとなることが期待されている。
カンボジアはこれまでに400万本以上のCOVID-19ワクチンを入手。中国シノファーム製が170万本、中国シノバック製が200万本、COVAXメカニズムを通じて提供されたアストラゼネカ製、SII(COVISHIELD)が32万4千本を数える中、さらに5月中旬までに追加で100万本のワクチンがカンボジアに到着する予定。