プノンペン、Pizza 4P’s(ベトナム)初の海外進出へ(5月17日)
ベトナムで大成功を収めている日系ピザ・チェーン「Pizza 4P’s」が、初めてのベトナム国外拠点となるプノンペンでの今年7月の旗艦店オープンに向けて準備を進めているとクメールタイムズ紙が報じた(写真は同紙より)。

プノンペンでは現在、COVID-19の流行によって地元の飲食店が次々と閉鎖を余儀なくされているが、Pizza 4P’sカンボジア代表の久保田氏によると、環境に配慮した持続可能なモデル構築によってポジティブな影響を与えることができるという。食材の大部分をカンボジア国内で調達することを決め、すでに多くの地元の農場や供給業者との契約を結んでいる。
さらに同社は「廃棄物ゼロのレストラン」実現を目指しており、最終的には廃棄物のすべてがリサイクル可能なものか、少なくとも焼却処分できるものになると説明した。またプノンペンには潜在的な顧客層として十分な規模のクリエイティブ層がいることにも注目しているという。
プノンペンへの出店はベトナム・ホーチミンへの近さも決め手となった。 同社がベトナム国内で独自に製造するチーズを高い品質で維持するためには拠点に近いことが重要であり、それによって同社看板商品のブラータチーズも鮮度を保ちながら提供できるという。
Pizza 4P’sが現在、王宮周辺のリバーサイドエリアで準備を進めているカンボジア国内1号店は、まずは80名収容として営業が開始される予定。将来的にCOVID-19の状況が落ち着けば最大160名収容まで拡大予定とのこと。
(参考:https://www.khmertimeskh.com/50857555/phnom-penh-chosen-as-first-international-site-of-pizza-4p/)