第1四半期の「フェイクニュース」は525件(5月17日)
カンボジア情報省のフェイクニュース監視委員会が第一四半期に確認したフェイクニュース(虚偽報道)はソーシャルメディア上を中心に合計525件におよんだ。そのうち215件は国王や政治家に関する内容だったという。クメールタイムズ紙が伝えた。
同委員会が常時監視しているソーシャルメディアには、Facebook、YouTube、TikTok、WeChat、Telegramなどが含まれる。確認されたフェイクニュース事例のうち約28件が省庁間のワーキンググループに調査を委ねられ、いくつかは裁判所に提訴された。さらに8社もの報道機関がライセンスはく奪されたという。
2020年にFacebookを中心としたソーシャルメディア上で確認されたフェイクニュース、扇動、侮辱などの事例は1,343件。関係当局は昨年、約200名のFacebookアカウント保持者に対して措置を取りながら、一部は警察や関連省庁に照会するなどの措置が講じられた。
(参考:https://www.khmertimeskh.com/50857692/525-fake-news-found-in-first-quarter-of-this-year/)