カンボジア商工会、年内にも日本事務所開設へ(7月6日)
カンボジア商工会(The Cambodia Chamber of Commerce)は、早ければ年内となる日本事務所の開設に向けて準備を進めているという。プノンペンポスト紙が報じた。
同商工会副会頭であるリム・ヘン氏によると、日本事務所の設立はカンボジア商業省と在カンボジア日本国大使館によって支援され、日本からの投資家のさらなる誘致に向けて情報を集約した中心的役割を果たすことになるという。カンボジア商工会日本事務所の開設にあたり、「日本の投資家にとって魅力となるであろうカンボジアの発展、投資その他に関する法規制をアピールしていきたい」とリム・ヘン氏は付け加えた。
プノンペンポスト紙によると、日本貿易振興機構(ジェトロ)のデータとして、今年第1四半期におけるカンボジアと日本の二国間貿易額は6億3312万ドル(前年同期比7.8%増)。カンボジアの輸出額は4億9,962万ドル(前年同期比2.9%増)、輸入額は1億4,350万ドル(前年同期比28.5%増)だった。
さらにカンボジア商業省のデータとして、1994年から2018年にかけて、カンボジア開発評議会は137件の日本の投資プロジェクトを承認し、その総資本は24億8600万ドルに上っているという。
(参考:https://www.phnompenhpost.com/business/ccc-japan-office-year
)