カンボジア、国境州の感染拡大やまず(8月22日)
カンボジアのタイ国境にあるバンテアイミエンチェイ州で、新型コロナの新規感染者数の増加が止まらない。8月21日には210人、22日には215人の新規感染者が確認されたと報告された。ほとんどの感染が、国外からの輸入症例だという。
同紙によると、感染者の多くはタイから帰国した移民労働者。保健当局は、感染力の強いデルタ株による感染拡大を懸念しており、隣国から帰国した移民労働者すべてがデルタ株による感染者の可能性があるとして最大限の警戒態勢をとっている。
カンボジア全土では8月22日、163人のデルタ株による新規感染者が確認された。これまでに確認されたデルタ株感染者は、10州の計999人になった。タイやベトナムから帰国した移民労働者のほか、外国からの入国者、医療従事者、学生や寺院の尼僧などにも広がっているという。
(参考:https://www.khmertimeskh.com/50920648/banteay-meanchey-reports-215-imported-cases/)