新型コロナ感染者増でごみが増加
オッドーミエンチェイ州、バッタンバン州など、新型コロナの新規感染者が急増している州では、隔離施設や治療施設で排出されるごみの処理が問題になっている。クメールタイムズ紙が伝えた。
バッタンバン州のブンリット副知事によると、州内では現在、1342人の新型コロナ感染者が11カ所の隔離施設におり、別の1256人が医療センターで治療を受けているという。副知事は「このように多くの人々が隔離・医療センターにいることで、ごみの量が大変増えている。このごみ処理の問題が今最も大きな課題だ」と指摘する。
また、バッタンバンのシティ市長によると、同市では新型コロナの隔離・医療センターからのごみの搬送は、他のごみと分けている。ゴミ収集の担当者は防護服をつけて、ごみには塩素をかけて運搬しているという。市長は「ゴミ収集者もまた、最前線で新型コロナとたたかう人々だと考えている」と、話している。
(参考:https://www.khmertimeskh.com/50921550/increasing-covid-19-waste-management-a-mammoth-task/)