カンボジアの新型コロナ,オミクロン株感染は減少傾向に(3月20日)
カンボジア保健省によると、国内の新型コロナの新規感染者数は減少傾向にある。2月に始まったオミクロン株による感染の波は続いているものの、新規感染者数は1日100人以下に減っている。
クメールタイムズ紙によると、新規感染はほぼすべて市中感染だという。カンボジア国内の感染者数の累計は14,000人余りで、輸入症例は1,343人、市中感染は13,438人となっている。また、現在も治療中の人は国内で1,000人程度いるという。
カンボジアでは2月初めからオミクロン株によるとみられる感染者が急増し、2月下旬には600人近くにまで増加した。しかしそのころがピークで、あとは急速に減少している。
カンボジアは3月16日、ワクチン接種が完了した人を対象に、入国制限を緩和した。これまで必要だった新型コロナ陰性証明や強制隔離が不要になり、到着時に滞在ビザを取得できるようにもなった。ワクチン未接種者に対してはこれまで通り、陰性証明や隔離が求められる。
(参考:https://www.khmertimeskh.com/501044643/omicron-cases-below-100-for-first-time-since-february-4th/)