卒業おめでとう! <日本語の教室から>


卒業おめでとう!


 王立プノンペン大学では卒業のシーズンを迎えています。どこの国も同じだとは思いますが、この1年間大学が開くことはほとんどありませんでした。今年の4年生は、3年生の途中からずっとオンラインで授業を受けてきたことになります。


 4年生にとっては本当に大変な1年だったと思います。王立プノンペン大学日本語学科では、最終学年である4年生で、日本語で「卒業論文」を書かなければなりません。ただ、このコロナ渦、今年は図書館に入ることもできないし、先輩たちの卒論を見に来ることもほとんどできませんでした。


 確かに論文執筆はもともと孤独な作業です。だからこそ、クラスメイトとの励まし合いが必要になります。自分でなんでもスイスイ進められる学生ばかりではありません。教師からの指導だけでなく、友達からのアドバイスだって論文執筆の立派な原動力になります。執筆がうまくいかないときは、大学に来て、友達と他愛ない話をしてストレス解消ができたかもしれません。話をしながらいろいろなアイディアが浮かんだかもしれません。それが、今年の4年生は一度もできなかったのです。「オンラインで話せるじゃないか」という意見もありますが、私はやはり直接会うのとオンラインで話すのとでは全然違うと思うのです。


 山あり谷ありの1年間でしたが、私が担当したクラスの学生12名は立派に最後まで書き上げ、無事に提出することができました。特に何人かの学生は、これからの後輩たちのお手本になるような、すばらしい卒論を書くことができました。私にとっても、この1年間は大変勉強になりました。学生たちの頑張りに、こちらが励まされた1年間でした。


 最終的な成績が出るのは、まだちょっと先ですが……。4年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!これからの人生が素晴らしいものでありますように。



<筆者紹介>

松田朋子(まつだともこ)

国際交流基金派遣日本語専門家(王立プノンペン大学日本語学科)

2020年3月より現職。神奈川県出身。








raffles logo.jpg

​プノンペンの物件探しはお任せください。

カンボジアでの銀行手続きをすべて日本語でサポート

​詳しくはバナーをクリックして要項をご覧ください!

​ジャパンデスクまでお気軽にお尋ねください。

​新モデルルームをオープン!バナークリックで詳細を

​日本人常駐。信頼と実績の専門医。

​海外旅行保険対応(キャッシュレス)

ビジネスのトータルサポート