日本語スピーチコンテスト <日本語の教室から>


オンラインで日本語スピーチコンテストを開催!


 5月23日(日)午後1時より第23回カンボジア日本語スピーチコンテストがおこなわれます。カンボジア全国から参加者を募り、原稿審査と電話面接に通過した14名の日本語学習者がテーマ自由のスピーチで優勝を目指します。CJCCのKIZUNAホールで開催をしていましたが、今年は史上初のオンライン開催となります。

 オンライン開催と一口に言っても、色々な運営方法が考えられます。約一年の間私たちはいろいろな検討を重ねてきたのですが、今回どのような議論を経て、開催方法を決定したかについて少しご紹介したいと思います。


1.スピーチの方法

 日本語のスピーチコンテストは世界中で行われていますが、それぞれの国や地域の状況に応じて様々なやり方が見られます。集約すると以下の3パターンになります。


①参加者と運営陣だけが会場に集まり、そこでスピーチをしている様子を配信する。

②ZOOMのようなWeb会議サービス上でスピーチを行い、その様子を配信する。

③事前にスピーチ動画を送ってもらい、その動画を配信する。


 ①のやり方は聴衆を会場に入れないというだけなので、非常に楽です。しかし、コンテスト当日のカンボジアの状況がどのようになっているかはなかなか想像しにくいため、採用できませんでした。また②ですが、 全てをライブ配信にしてしまうと、インターネットの接続状況がイベントの成否を大きく左右してしまいます。急な停電なども考えられます。そのようなことから②も採用しませんでした。

 それで③になったわけですが「カンニングができてしまうのでは?」という反対意見もありました。しかし、暗記大会ならいざ知らず、スピーチコンテストにおいてはカンニングペーパーの棒読みで聴衆の心を動かすことはできません。それにカンニングができたとしても、全員にとって同じ条件ですので、それを理由にこの③を却下するということはありませんでした。


2.審査の方法

 カンボジアのスピーチコンテストでは5人の審査員が審査をすることになっています。審査員が少なくなってしまうと評価にも偏りが出てしまいます。オンライン開催のため審査員を少なくしようという意見もありましたが、従来の5人態勢を守ることにしました。


①審査員だけ同じ会場に集まる

②審査員もそれぞれの場所からアクセスする


 これも二通りの方法が考えられました。私達はやはりここでも②の方法を選択しました。それはやはり最悪の事態に備える、リスクをできるだけ低くするということからきています。審査員の審査表などは、Googleフォームを使って集約し、話し合いはブレイクアウトルームを用いるということに決まっています。

 一ヶ所にいないということで運営側の作業は増えますし、意思疎通もスムーズにいかないこともあるかもしれませんが、どのような状況になっても運営を予定通り行うということを最優先しました。

 というわけで、今回のスピーチコンテストには会場というものがありません。聴衆はオンラインで参加するということになります。聴衆の参加度を上げるために、一般の方も審査に参加できる方法を準備しています。これはオンラインならではの利点とも言えます。


3.配信方法

 配信は、CJCCのFacebookページで行うことが決まっています。YouTube を使うということも考えられますが、カンボジアでは Facebook の方が人々に馴染みが深いこと、またCJCCのFacebookページにはもともとファンが多いこと(20万人以上のフォロワー)などから、ここには議論は生まれませんでした。

 ですので、ZOOMを使って進行したものをFacebookページで配信するという体裁になります。上にも書きましたように、参加者のスピーチは事前に撮っておいたものを流すことになりますが、質疑応答などではリアルタイムでやり取りをします。


 以上、5月23日(日)におこなわれるカンボジア日本語スピーチコンテストのオンライン開催について、どのようにおこなうかを簡単にまとめてみました。一般の方も審査に参加できるようにしますので、お時間のある方はぜひ覗いてみてください。カンボジアの日本語学習者の真剣なスピーチが見られます。


配信はこちら https://web.facebook.com/cjcc.fb

5月23日(日)13時~17時


<筆者紹介>

佐久間司郎(さくま しろう)

国際交流基金派遣日本語専門家(CJCC) 2019年3月より現職。神戸市出身。






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