PPCBankと支援する『地雷・不発弾のないカンボジアの未来』

■地雷・不発弾撤去支援プログラムへのご協力に感謝申し上げます
PPCBankでは、カンボジア政府が目指す2025年までの地雷・不発弾の全面撤去を実現するために、非営利団体APOPOがカンボジア北部エリアを中心に取り組んでいる地雷・不発弾撤去活動への継続的な支援を行なっております。
昨2021年下半期には、カンボジアに暮らすみなさまからのご支援を広くお願いさせていただくとともに、地雷・不発弾撤去活動への支援を最大化していくことを目的に、特別支援金プログラムを実施しました。

期間中には、このプログラムを通じて、計78件(個人・団体を含みます)もの数多くの方々からの心温かなお気持ちをお寄せいただきました。寛大なるご理解とご支援を賜りましたことに心より感謝申し上げます。
みなさまからのご支援に、さらにPPCBankからの追加の支援金額を加えました合計10,000米ドルが、非営利団体APOPOによる「ネズミの英雄たち(HeroRATs)」およびその訓練士たちの献身的な地雷・不発弾撤去活動の支援のために届けられました。
■みなさまのご支援により29ヘクタールの土地に平和が戻りました

2022年2月14日、バレンタインデーのその日には、みなさまからのご支援によって安全が確保されたシェムリアップ州北部の約29ヘクタール(290,385平方メートル)の土地を、それまで外部への避難を余儀なくされていた住民の方々への祝福とともに返還することができました。なお、このエリアの地雷・不発弾の撤去作業を通じて、40以上の対人地雷、そして31以上の不発弾が発見された後に無事に撤去されています。
また、住民たちに安全な土地が取り戻されたその当日には、地元の寺院や学校からの僧侶や教師らによる植樹式があわせて催され、将来の繁栄が祈念されました。次代を担う子どもたちには学習を支援するための文房具がプレゼントされ、さらに各家庭には食料品等の必需品があわせて届けられました。

いまなお全世界にはびこるコロナ禍は、カンボジア国内の一般家庭にとっても深刻な影響を及ぼし続けています。しかしながら、地道で困難な作業の継続を通じて地雷・不発弾の撤去を続けることが、安全な耕作地と生活の場を取り戻すことにつながり、人々は家族を養いながら困難な時期を乗り越えることができます。
こうした活動を通じて、みなさまからのご支援をもとにカンボジアの未来につながるサポートを継続できていることを、PPCBank一同、心から誇りに感じております。この場をお借りしまして重ねて御礼申し上げます。
■非営利団体APOPOとの協力活動について
PPCBankと非営利団体APOPOとの実りある協力関係のはじまりは、世界がコロナ禍による困難を迎えた2020年に遡ります。2020年から2021年の支援活動では、シェムリアップ州北部の2.4ヘクタール(サッカーコート約2面分)の土地から地雷・不発弾による脅威を取り除き、地元の人々に笑顔を取り戻すことができました。
※下記の動画は2021年1月の支援活動の様子です。音声が出ますのでご注意ください。
さらに2020年には、APOPOチームによって訓練されたアフリカオニネズミ「ネズミの英雄たち(HeroRATs)」の一員である”マガワ”が、その献身的な救命活動に対する表彰として英国の動物愛護団体から金メダルを授与され、世界中で大きな話題となりました。
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